43.ブログ 時間は問題を解決してくれない
今日がはじまりました、スケキヨです。
昨日、知人Aが「時間が解決してくれるから、つらくても、いつか乗り越えられることを知っている」といっていました。
これ、半分正解で半分不正解な気がします。
私も時間(の経過)が解決してくれると思っていたのですが、よくよく考えると時間は抱えている問題(の根本的な原因)は解決してはくれないのではないかと気づいてしまったのです。
結果として、時間(の経過)が問題に対して、もたらすことは、問題を問題と思わなくさせるということ。
次にまた同じ問題が起きたとき、思考停止のまま逃げて、また同じことを繰り返すだけになると思います。もちろん逃げることは大切ですが、向き合うことも大切です。
一人で考えたいと思い、物事や人たちから距離を置いて、考える時間をつくろうとしても問題の解決にはなりません。解決した風にはなります。刻一刻と変わる状況や心情の変化を体感しながら問題と向き合うことの方が、問題の解決や今後同じような問題の対処法を得られるはずです。
今回、言いたいことは、
時間は根本的な問題の原因を解決してくれません。ということ。
しかし、問題の「問い」を常に頭の片隅に入れておくことで、何かの体験や情報を通したときに、その問題の解決案がうまれるかもしれません!!だから、解決できていない問題は、頭の中で「問い」にして残しておいてほしい。そうすれば、いつか時が経つことで問題を解決してくれるはずです。
時が経てば「本来その問題を考えていた」ということ事態は忘れることはできますが、真の解決にはなっていません。
だから「時間が解決してくれる」というのではなく「時間が問題を忘れさせてくれる」と言葉を、別のものとして使わなければなりません。どちらにするのか意識して言葉の扱いをしましょう。
ストレス社会では、ある程度バカになって忘れて楽しんでいた方が幸せになれるはずです。
考えることがクセなので、私はやめられませんが(汗)
もしかしたら、思っているよりも抱えている問題は自分が思っているよりちっぽけなものかもしれません。
問題の重さ(深刻さ)は、はかれませんが、たまには自分にとって本当に考えなければならないと思うようなことは時間をかけてでも、知識・知恵という武器を使って問題の真の解決を目指していきましょう。
いつか、自分なりの「問い」に対する答えがでてくるはずです。
最後までこの記事を読んでいただきまして、誠にありがとうございました。